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残り何mmで交換すればよいか |
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パッドの寿命は、どれくらいだとお思いでしょうか? 大雑把な目安に過ぎませんが、おおよそ小型乗用車で4〜5万km、スポーティー車 で3〜4万km、RV車で2〜3万kmぐらいでしょう。しかし実際は走行条件(地域、 乗員、速度)によってまちまちです。例えば、山地ではブレーキ回数が多く、寿命が短くなり 、また雪国ではロータが錆びやすくなりこれも、摩耗が早くなる原因・・・。 一般的に車重の大きい車、エンジン出力の大きい車は寿命が短いと思って下さい。 |
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パッドの摩耗速度も一定ではありません。未だ半分残っているからといって安心出来ません。
パッドは厚みが薄くなるにつれ、摩耗速度が速くなります。厚みが薄くなると断熱効果も
小さくなり、パッド温度の増加で摩耗が促進されるからです。(注1)
尚、セミメタリック材の 場合は、断熱材の部分があるため、パッドの厚みが半分までくると、摩擦材の部分は残り数ミリの 状態です。この場合、パッド厚みが半分になったときに、交換することが大切です。 |
| 安 心 | 注 意 | 危 険 |
| 新品時、摩擦材部分の厚みは、 約10mm |
摩擦材部分の厚みは、約5mm | 摩擦材部分の厚みは、約3mm |
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パッドがフル摩耗まで行くと、裏板がローターを傷つけ、効きも、
半分以下の非常に危険な状態になります。 (通常パッドの摩擦係数は0.3〜0.4ですが、金属の裏板では0.15程度) 更に進むと、ついに、ピストンがシリンダから抜け落ちて、ノーブレーキになってしまいます (実際は、ブレーキは2系統になっているので同時に2系統ダウンすることは無いので ご安心を!)。またローターも交換しなければならない羽目になってしまいます。 通常、厚みが残り5mmになったら、出来るだけ交換する方がよいでしょう。 |
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(注1)【パッド温度と摩耗量との関係】 摩擦時発生する熱は摩擦材全体で吸収しますが、パッド厚みが薄くなる に従って、体積当りの熱吸収量が増え、パッド温度も上昇 します。
パッドの温度と摩耗量の関係はグラフの通りで、温度が高い
ほどよく減ります。従って厚みが薄くなれば、温度が上昇しやすく、厚いときより早く減ります。 つまり1年で半分になった場合、あと1年持つとは限りません (注2)【セミメタリック材】
セミメタリックパッドは通常のノンアス材よりも熱伝導率が高いため
裏板を通じてブレーキ液に熱が伝わりやすく、最悪の場合、ペ−パ−ロックを引き起こす
可能性があります。それを防止するため、数ミリ程度の断熱材を摩擦材と裏板との間に サンドイッチしています。この断熱材は摩擦係数は、さほど変わりませんが、摩耗は早く なります。 |