乗用車では一般的に前輪はディスクブレーキ、後輪は高級車はディスク
ブレーキ、大衆車・軽自動車はドラムブレーキが使用されています。
今回はディスクブレーキとドラムブレーキの違いを表を見ながら
おさらいしておきましょう。
ディスクブレーキは丸い円盤を両側からパッドで挟むOPEN構造です。
そのため熱、水、摩耗粉などがたまりにくくなっています。またサーボ
効果(いわゆるカックンブレーキ)がないため入力に比例した出力が
でます。
ドラムブレーキはドラムの内周をライニングで押し付けるCLOSE構造となっ
ています。そのため熱、水、摩耗粉などがたまりやすくなっています。また
サーボ効果があります。
これらの違いを性能で比較しますと、ディスクブレーキは
@熱がたまらないためフェードしにくい、ジャダーがでにくい、
A水がたまりにくいため、ウォータフェードしにくい、
B摩耗粉がたまりにくいため、鳴きにくい
Cサーボ効果がないためブレーキがコントロールしやすい
などのメリットがあります。
デメリットとしては、
@サーボ効果がないため重く大きくなる、
Aその結果装着しにくい(特にトラック)、
Bパッド面積が大きく取れない、
C価格が高い
などがあります。
簡単にいいますと高負荷の場合はディスクブレーキ、低負荷の場合はドラム
ブレーキと覚えていただくと良いでしょう。
実際の設計にあたってはこれらのメリット、デメリットを考えながらディスク
ブレーキにしようかドラムブレーキでもいけるのではと悩んでいます。
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